サツドラの管理栄養士・栄養士が教えるヘルシーレッスン

季節の変わり目は、なぜ疲れやすい?

管理栄養士 野上

サッポロドラッグストアー

栄養士 野上

最近は少しずつ暖かくなり、春の近づきも感じられるようになりました。
春夏秋冬、季節の移り変わりがある日本では、よく『季節の変わり目』という言葉が聞かれます。この季節の変わり目の時期になると、疲れがたまりやすくなったり、風邪や病気になりやすいという人も多いようです。

原因としては、温度や湿度、天候が大きく変動してしまうことが大きく関わっています。次の季節に移ったかと思えば、前の季節に逆戻りする天候になったりします。
この変化に敏感に反応するのが『自律神経』です。この自律神経の調子が乱れることで不調を起こしやすくなり、疲れやすく、また、回復も遅くなってしまいます…。

そうならない為には、何といっても規則正しい生活を送ること。これは健康の基本なので常に心がけるべきことですが、疲れやすい季節の変わり目には特に必要とされます。

今回は、『食べる・動く・寝る』のリズムを掴む方法をご紹介します。


食事について

まずはしっかりと食事を摂りましょう。
特に疲労回復に効果のある、3つの栄養素としては・・・

●ビタミンB1

糖質の代謝や神経の働きに関係しているため、イライラを防ぎ、疲労回復に効果があります。
 ⇒ 豚肉、レバー、うなぎ、白米、大豆、ごまなど

●アリシン

体の中でビタミンB1とアリシンが結びつくと、“アリチアミン”と呼ばれる物質になります。
これは疲労回復ビタミンであるビタミンB1よりも、さらに強力で持続的な働きをしてくれる物質です。ビタミンB1と同時に、アリシンも一緒に摂取することがオススメです。
 ⇒ ニンニク、ニラ、長ネギ、たまねぎ、らっきょうなど

●クエン酸

体内に貯まった疲労物質を、より早く代謝させる成分です。
 ⇒ レモン、グレープフルーツ、みかん、キウイ、梅干し、お酢 など

これらの食材を上手く組み合わせて、普段の食事に取り入れてみて下さい。

運動について

適度な運動でも効果があるとされます。
体を動かすことで血流が良くなり、筋肉に溜まった乳酸などの疲労物質の代謝も早まるからです。また、新鮮な酸素が脳に送られて、頭もスッキリします。
手軽にできるウォーキングやストレッチから、少しずつでも始めてみてはいかがでしょうか。


睡眠について

長時間寝れば良いというわけではなく、寝過ぎるとかえって逆効果になる場合もあります。しっかりと疲れを取るためには、“質の良い睡眠”が大切です。
ポイントとしては、寝る数時間前までに食事を済ませること!
寝る時間と起きる時間を規則正しく習慣付けてやることもとても大事です。


このように、日常生活のリズムは日々のことだからこそ見過ごしてしまいがちです。ちょっとの意識で、気分や健康状態も大きく変わるものです。
元気なカラダで四季の変化を楽しみ、新しい季節を迎えたいですね。