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子育て 2018/08/29

赤ちゃんの脱水予防に白湯や麦茶で水分補給

大人はのどがかわいたり汗をかいたりしたら自分で水分補給を行いますが、赤ちゃんや乳児はそれができません。

しかし、夏場汗をかいたときやお風呂上りなどは、赤ちゃんや乳児も適切な水分補給をすることが望ましいでしょう。そこで、赤ちゃんや乳児の脱水症予防に水分補給を行う際のポイントについてまとめてみました。

赤ちゃんや乳児が1日に必要な水分量とは?

人の体を占める水分量は、成長段階によって異なります。

大人は60%であるのに対し、赤ちゃんは70~80%と、多めなのが特徴ですね。赤ちゃんや乳児が1日に必要な平均的水分量は、新生児で400~500ml、3カ月児で750~850ml、6カ月児で950~1100ml、1歳児で1150~1300ml、2歳児で1350~1500ml程度です。

これらの水分は、母乳や飲み物、食事から毎日とることができるでしょう。しかし、水分が適切に摂取されないと体に大きな変化が現れ、これを脱水症といいます。体の水分量が多い赤ちゃんや乳児は、脱水症になりやすいです。特に、嘔吐や下痢の症状が出ているときは、脱水症になりやすいので気をつけましょう。

脱水症のサインとして、乳児の場合、不機嫌や体重の急激な減少、顔色が悪くなる、体の皮膚のしわ・たるみが目立つなどの症状が出たら要注意です。 また、赤ちゃんに倦怠感、口の渇き、目がくぼむなどの症状があったら気をつけましょう。 このように、まだ自分で水分が欲しいと言えない赤ちゃんや乳児の水分補給は、大人が気をつけて見てあげなくてはなりません。

赤ちゃんや乳児に適した飲み物とは

普段の水分補給は、乳児の場合、基本的に母乳やミルクで十分です。

また、お風呂上りや汗をかいたときには、冷ました白湯が適しています。白湯は一度沸騰させて作るため、不純物がなく衛生的に良いというメリットがあるのです。また、カロリーを気にすることなく虫歯にもならないという点も、白湯の良いところでうすね。さらに、少し大きくなったら、麦茶やほうじ茶を与えても大丈夫ですよ。

しかし、脱水症状が現れているときは、適した飲み物も変わってきます。例えば、体内の水分は電解質を含んでいるため、ただの水やお茶だと電解質が薄まってしまい、脱水症は改善されません。脱水症を改善するためには、失われた電解質を補給できるものが良いでしょう。

これには、経口補水液などの飲料が適しています。また、嘔吐の症状がある場合には、吐き気がおさまってきてから水分を与えましょう。母乳やミルク、麦茶、赤ちゃん用のイオン飲料など、赤ちゃんが飲みやすいものを飲ませるのが適しています。

必要な道具や飲ませ方

水や麦茶を欲しがったら、欲しいだけ飲ませるのが良いでしょう。

ちなみに、はじめのうちはマグが上手に使えないですが、根気よく練習を続けることで、次第に飲めるようになるので大丈夫です。マグは浅めのものを使うと良いでしょう。飲み物は少量にして、両手をそえて口まで持っていくのがポイントです。

最初はこぼしてしまったり顔にかかってしまったりするので、大人が手助けしてあげましょう。 繰り返し行うことで、徐々に上手になっていきますよ。

好ましくない飲み物

平常時は、大人用のスポーツドリンクを与えるのはやめましょう。

糖分・塩分が多く浸透圧が高すぎるため、赤ちゃんや乳児には不向きです。同様に、大人用の果汁飲料も糖分が多く浸透圧が高いため、赤ちゃんや乳児には適しません。幼児用イオン飲料に関しても、普段は飲ませすぎると体に良くないです。これは、幼児用イオン飲料に糖分が多く含まれているため、飲みすぎるとかえって下痢をしてしまう恐れがあるからです。

また、栄養が偏っていますし、幼児用イオン飲料の味に慣れてしまうと他の物を食べなくなるという、偏食の可能性も出てくるでしょう。そのため、汗をたくさんかいたときや、下痢や嘔吐などの症状が出ているときに限って飲ませます。お茶は、煎茶やウーロン茶などはカフェインが含まれているため、やめておきましょう。

炭酸飲料、乳酸飲料は糖分が多く含まれているため、たくさん摂取すると食事に影響してしまいます。 また、栄養価の高い牛乳も、飲みすぎは食事に影響するでしょう。

適切な水分補給で健康を守ろう!

大切な赤ちゃんや乳児を脱水症から守るためには、大人が水分補給をサポートしてあげなくてはなりません。

いつもより汗をかいた日や、嘔吐や下痢などの症状が出ている場合には、さらに気をつけて水分補給を心がけましょう。また、症状によっては、普段与えている飲み物とは別のものをあげる必要があります。 赤ちゃんや乳児がどんな状態かを見極め、そのときに適したものを与えましょう。

赤ちゃんや乳児の健康を守るためには、大人が水分補給についてきちんとした知識を持つことが大切ですね。