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家事 2018/09/19

虫食いを防ぐためのポイントを解説!

衣替えの季節になり、久しぶりに服を取り出してみたら虫食い穴が開いていたという経験はありませんか?大切にしていた服に穴が開いていたらショックですよね。衣類を収納する際は、害虫対策を万全にする必要があります。

今回は、虫食いを防止するためのポイントを紹介します。

衣類の虫食いは何が原因なの?

衣類に穴が開くいわゆる「虫食い」は、その名のとおり虫が衣類を食べることで起こります。衣類を食べる害虫は、甲虫類の「カツオブシムシ」とガの一種である「イガ」の2種類です。

この2種類の害虫が、幼虫のときに衣類を餌にして成長します。カツオブシムシやイガは衣替えの季節である4~5月に特に多く発生するのが特徴です。冬服に多く使われているウールやカシミヤといった素材が害虫の好物である動物性繊維であることが、その理由となっています。冬服をクローゼットにしまい込む春先にかけては、特に注意する必要があるでしょう。しかし、なかにはウールなどの素材を使っている夏服もあります。衣類を収納する際は、今一度使われている素材を確認しましょう。

一般的に、衣類を食べる害虫が活発に行動するのは気温が20~25度、湿度が60%以上のときです。それ以上の気温、たとえば30度を超えるような日は、活動が鈍くなります。北海道の4月の平均気温は約7度、5月の平均気温は約12度です。そのため、一般的に害虫が発生する4~5月には、それほど虫食いを心配する必要はないでしょう。
本州の梅雨のように長く雨が降り続ける期間もないので、湿度に関してもそれほど心配する必要はありません。北海道で虫食いを心配する必要がある時期としては、気温が高くなる7~8月といえます。害虫を繁殖させないためには、衣類に食品の食べかすや汗ジミなどをつけたままにしないことです。害虫は餌になるものやニオイに反応します。

衣類に食べこぼしの汚れや汗のニオイをつけたまま収納してしまうと、そのニオイを嗅ぎつけて害虫がタンスやクローゼットに集まってしまうおそれがあるのです。また、食べかすや汗ジミがついていると、綿のような植物繊維やレーヨンなどの半合成繊維、ナイロンやポリエステルのような合成繊維の服も虫食いの被害にあうことがあります。虫食いの被害を広げないように、衣類を収納する前は食べこぼしや汗の汚れがついていないかしっかり確認してください。

また、害虫の体は非常に小さいので、家中の侵入口をふさいでも入ってきてしまいます。外で遊んで帰ってきた子どもの服にくっついたり、洗濯ものといっしょに取り込んだりして家に侵入することも多々あります。害虫の侵入そのものを防ぐことは不可能に近いので、侵入した害虫が成長しないよう、衣類以外の餌になるものを放置しないことが大切です。タンスやクローゼットのなかだけでなく、台所など食べ物を扱うところの手入れもこまめに行うと、害虫の繁殖を未然に防ぐことが可能となります。

衣類を上手に収納して虫食いを予防!

衣類の収納方法によっても、虫食いを予防することが可能です。

たとえば、一番上にウールやカシミヤといった害虫が好む素材の服を収納して、下のほうにそれ以外の服を収納していた場合、被害が広がるおそれがあります。衣類を積み重ねて収納した場合、上に積んだ衣類に付着した害虫は、光を避けて下の衣類に移動していくのです。

そのため、害虫が本来食べるはずがなかった下のほうに収納してあった衣類まで食べられてしまうケースがあります。衣類は積み重ねて収納するのではなく、立てて収納するようにしましょう。縦に並べて収納すれば、虫食いの被害を抑えるだけでなく、取り出したい衣類がすぐにわかるようになります。

また、防虫剤は必ず衣類の一番上に置くようにしましょう。
防虫剤に使われる薬剤であるピレスロイドやナフタレンなどは空気より重い成分です。そのため、衣類の下に置いてしまうと効果が全体にいきわたらなくなってしまいます。さらに、防虫剤は必ず記載されているパック数を使用するようにしましょう。正しい用法・個数で使用しなければ、効き目が弱くなってしまいます。さらに、ピレスロイドが使われた防虫剤と樟脳が使われた防虫剤は混ぜて使うことができません。防虫剤を併用するときは、同じ成分のものを使うようにしてください。

アイロンや圧縮袋も有効!

衣類に害虫や害虫の卵が残っていた場合は、全体にアイロンをかけることによって解決できます。

アイロンの熱で、害虫や卵はみんな死んでしまうので、衣類を収納する際はアイロンをかけておきましょう。洗えない衣類に関してもアイロンをかけることはできるので、虫食い対策に活用しましょう。 圧縮袋を使うという方法も有効です。圧縮袋に衣類を入れて空気を抜き、しっかり密閉しておけば害虫が侵入することはできません。圧縮袋を使用する際は、時間が経過しても元に戻らないように注意しましょう。

しっかり対策して虫食いを予防しよう!

北海道は年間を通して気温が低く、湿度も基本的に乾燥しているほうなので、衣類を食べる害虫が発生するおそれは低いといえます。しかし、絶対に虫食いが発生しないとは言い切れないので、衣類を収納する際は対策を取っておきましょう。まずは、衣類に食べかすや汗ジミをつけたままにしないようにしてください。

つぎに、衣類は縦に収納するようにしましょう。その際、防虫剤は衣類の上に設置すると、最大限の効果が得られます。さらに、アイロンや圧縮袋を使用することでも防虫効果が期待できます。これらを実践すれば、大切な衣類を害虫から守ることができるでしょう。