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子育て 2018/04/03

ご家庭で簡単にできる、子どものための風邪予防対策

小さな子どもは風邪をひきやすく、高熱が出たり重篤化の恐れもあるため注意が必要です。
集団生活の場で感染症が流行ると一気に広まることから、流行期には神経をとがらせている人も多いのではないでしょうか。

風邪は接触感染、くしゃみなどによる飛沫感染や空気感染でうつるとされていますが、ウイルスをなるべく体内に入れない日常生活の工夫で予防することができます。

風邪予防の基本「手洗い」「うがい」をする

子どもは頭を寄せ合って密着して遊ぶことが多いですよね。
相手の体に触れるだけでなく、おもちゃなどを共有することで接触感染がおこりやすいといわれています。
手から目や鼻、口を通じてウイルスは体内に侵入し、増殖します。
まずは、手をしっかりと洗うことで予防ができるというわけです。

洗い残しがちな指先、指の股の部分、手の甲、親指の下周辺は意識して洗うようにしましょう。
袖をまくって手首も洗えば完璧です。

約30秒かけて洗うのが良いとされていますが、面倒に感じる子どもも多いでしょう。
そんなときは「もしもしかめよ」「きらきら星」「ハッピーバースデー」などの歌を歌いながら行うと楽しく長い時間洗うことができます。

外から帰ってきたときはもちろん、食事の前、トイレの後など、まめに手を洗う習慣づけを行いましょう。

手洗いが第1段階ならば、うがいは第2段階の予防法です。
体内に入ったウイルスは鼻や喉に侵入します。
うがい液を使用することで喉が水分で潤うため風邪を予防することができます。

マスクでウィルスの侵入を予防

マスクができる年齢になったら、風邪予防に活用したいものです。

ウイルスが侵入してくる鼻と口を覆うことで、直接くしゃみなどによる飛沫を防ぐほか、喉の保湿効果もあります。
マスクをつける前には必ず手を洗いましょう。
マスクの裏表、上下を確認してから、鼻の形に添わせて隙間ができないようにぴったりとつけます。

正しく着用しなければ効果がなくなってしまいますが、子どもにとってマスクは動きの邪魔になるもので、つけるのを嫌がるケースも多い傾向です。
気づくとマスクから鼻が出ていたり、最終的にはマスクをずらしてあごにつけるなど、マスクの役割を果たしていないこともあります。
子どもにマスクをつける場合は、顔に合った大きさのものや好きなキャラクターのものを選び、快適に過ごせるようにしましょう。

1日中つけるのは無理だと考えて、本当に必要な時間だけでもつけられればいいという気持ちが大切かもしれません。
マスクは風邪の予防以上に、周囲の人に風邪をうつさない点で有効だといわれています。咳をしているときにもマスクをするようにしましょう。

ウィルスを増やさない空間作り

風邪がうつる要因の1つに空気感染があります。空気が乾燥するとウイルスが空気中を浮遊しやすくなるため、まず湿度を上げることが大切です。
乾燥しやすい冬は、室内の湿度を50~60%に保つことが有効といわれています。

特に、北海道は部屋の湿度が低くなりがちなので湿度計や加湿器を上手に使って管理しましょう。
アロマディフューザーを利用するなら抗ウイルス効果を謳う精油を使うのも良さそうです。
そのうえで定期的に換気をしたり、除菌グッズを利用して空気中のウイルスを減らすと良いでしょう。

免疫力を上げて病気にならない体作りを

どれだけ気をつけていても風邪の流行期にウイルスを完全にシャットアウトするのは難しいことです。

食生活に気をつけて風邪をひかない体を作ることが一番の予防になります。
食事では、喉や鼻の粘膜を作るたんぱく質やビタミンAを積極的に摂取しましょう。
ビタミンAはレバーやウナギに多く含まれますが、子どもは人参、卵、海苔などで摂取するのがよさそうです。

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは抗酸化作用があり免疫力をあげる効果もあります。
ビタミンCは柑橘類やいちごなどの果物や野菜、ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類や植物油に豊富に含まれます。
子どもが好きなメニューに取り入れて、楽しんで食べられるようにしてあげたいですね。

風邪予防は他の感染症対策にも

風邪はウイルスが上気道に感染して起きる急性炎症ですが、予防対策は他の感染症と共通しています。
例えば、ノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎や、インフルエンザ、細菌が原因の食中毒、溶連菌による咽頭炎などの病気の予防にもつながります。

感染力が強いノロウイルスやインフルエンザは家庭内感染で大人が発症するケースも多いですよね。
マスクをつけたり手を洗うといった行動は子どもにとって面倒なことですが、家族みんなで取り組んで、上手に習慣づけていきましょう。